SENSUALISM

頭の中

UNTITLED

 
 
 
今日という日は希望と絶望が中間色として
混ざって今として存在する
 
 
明るい未来とは
ある日急に差し込むものではなく
過去の無粋な日々を過ごした
自分の地続きの場所である
 
 
そもそも明るい未来とはなんだろうか
 
 
 
お金があって時間があって
かけがえの無い人間と共存している状態の事だろうか
 
 
 
明るい未来とは瞬間的なものであり
ただの希望的観測である
 
 
 
幸福的感情とは常に瞬間的なものである
 

人は欲求を満たす事で安心を得たいのに
そもそも欲求とは満たされないものであり
 

相反する2つの板挟み、つまりジレンマに陥る
 
 
欲求に器があったとして それが溢れた時に
感情が爆発する  そうすると器は壊れて
さらに強くなった器が出来る
 
 
以前満足出来たものに満足出来なくなり
人は貪欲になる 視野を自ら狭くし、中毒になる
 
 
犬はエサを与えられたら
その時間を待つ パブロフの犬になるように
 
 
瞬間的な幸福を感覚的にも永遠に変えたい場合
与える側の飼い主になればいいと思う
 

それの反復が人としての
白オーラも黒のオーラも
産み出す気がする
 
 
正義の反対は悪ではなく別の正義がある
 

階級社会は永遠になくならない
人とはそういう生き物である
 
 

 
自分にとっての価値観や正しさなんてものは
大多数の他人からすれば無価値なものでしかなく
 
 
その個人の境遇や親、幼少期から起因して
出来上がったそいつの倫理観なんてものは
笑える程当てにならない 
 
 
ただ、残念な事に
正しさの中にも等級はあって
 
 
時にはその低い等級に合わせなければいけない
場面が世の中には嫌なほど存在する
 
 
人は自分という個の価値を上げるために勉強をする
 
 
人という生き物は掘り下げていけば、誰しもが
絶対にどこかおかしい部分がある生き物である
 
 
平凡と非凡  マジョリティとマイノリティ
どちらも前者は刺激を受ける側の人間であり
後者は与える側の人間である  
 
 
恐らくこれらの分類は先天性のものとして
産まれる前に運命として決まっている 
 
 
人生はいくつかの事件を特別な他人と
共に経験していくと その普通はいつか特別に変わる
 
愛は執着に変わるし 約束は呪いに変わる
 
執着も呪いもそれをかけた当人にしか
解くことは出来ない やるせない命運である
 
人間とは、お互いが異質な他者であることを
理解した上で、共存していくために可能性を探る
 
 
自分という個は 無意識のうちに
この活動に飛び込んでみようと思った20歳まで
社会からは必要のない知識だけで生きてきた
 
 
その分標準装備の特殊な武器は多いけれど、
その反面、欠けてるものも多過ぎる
 
 
 
ただ、それが無意識にしてきたギャンブルであり
いつの間にか当たりを引いていた感覚が
今の自分の非日常である
 
 
 
 
 
今、次の日に望みがある日々を自分は過ごしている
 
 
未来に希望のある人生を過ごしている人間達に向けた
朝部屋に射し込む1日の始まりを報せる光に
絶望をしない日々を過ごせている
 
 
朝が来ることに絶望する人間は沢山居る
 
 
大人とは過去を水に流して
のうのうと生きている姿である
 
休息という行動が自堕落という自己解釈になり
自分の行動全てに自信を失い自滅する
自ら正を不に変えてしまう機能が
人には何故か備わっている
 
寧ろ、朝部屋に射し込む光に希望を
見い出せる人間の方が世の中には少ないと思う
 
人は知らぬ間に自分自身に支配され
自分自身に服従をしている 
 
自分の黒さに無自覚に平然と生きて
無自覚に他人を傷付ける 
それが息苦しい世の中だとも思わない人で溢れてる
 
 
自分は、いつの間にかその
きらきらな方の概念と同化出来た気がした
 
 
ずっと停滞していた感情も 行為に対しても
何もかもに義務感がなくなり
ずっと纏わりついていたもやが消えた気がしている
 
ワンルームの中で朝を迎え
その日暮らしの稚拙な思考とプライドを頼りに
一歩進んで二歩下がるを繰り返し
ワンルームの中で眠りにつく
 
そんな日々は数ヶ月前に終わった
 
 
 
ただ幸福は瞬間である
 
 
 
 
TVを付ければ他人の成功体験が常に流れ
YouTubeTikTokを開けば
他人が身を削って得た"何か"の動画が流れる
 
他人の輝きに精神を逆撫でされるかどうかで
精神の中で自分が死んでるか
死んでないかを認識できる
 
 
自分はまだまだ死んでないと思う
今はきっと不安定過ぎた土台が目に見える形で
形成されつつあって それが望みに繋がっている
 
 
現実はいつも見えているもの以下であり、
理想とかけ離れた虚しいものでもある。
 
 
自分はその価値を曲げる為にこれからも思考する
 
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